"人間と性"懇談室3月例会 感想と報告
『日本最初のセクソロジスト山本宣治』第2回 2011年3月25日
講師:高柳美知子先生の報告
・3月13日(日)「山本宣治没後82年祈念のつどい」の報告。地震の後にもかかわらず70人位が集まる。
・大正デモクラシーを引き継いだ山宣の不屈さは、階級的ヒューマニズムから生まれている。
・治安維持法反対、労働学校運動、産児制限にも携わり、第一回普通選挙で当選し代議士になる。
「性のタブーに挑んだ男たち」のパンフをテキストに話し合い。
・男と女の関係性が不条理だという点を追求し知りたかった。
・山宣は、キンゼイ・レポートに先駆けること24年前、青少年の性行動に関するアンケートを実施した。しかし時代的制約から女性のアンケートは実施できなかった。
・女性のセクシュアリティを抑圧してきた歴史が人間の歴史であり、同時にそれが本来の性教育の発達をはばんできた歴史でもある。
・セクシュアリティにおいて男女が平等になったとき、人間の政治に男女平等が実現する。国会での議員数にも反映される。スウェーデンでは女性の議員数の割合は47%。日本はわずか6%くらい。
・男は童貞でなくとも、女は処女でないとダメ(女の婚前交渉は認めず)。女性の処女性については、時代の変化で捉え方が変わってきている。
・社会的に女性が不利なことに敏感になった。労働運動においても執行部には女性役員はほとんどいなかった。
感想
・この懇談室はいやらしい所かと思ったが学問的で、皆が忌憚なくしゃべれるところがいい。
・労働運動に興味をもっていたので山宣の話には関心があった。
・性器との出会いについて、男性は簡単に自分で見ることができるが、女性の場合は意識的でないと見ること が出来ない。プライバシーの問題なので人前では話したくない。