"人間と性"懇談室2月例会 感想と報告

                                                    2014年2月28日

住まいの中の男と女  

                   話題提供:泉 修二

 

★ 話題提供者レジメ要約

 

● 江戸時代の住居

 ・江戸時代の江戸の庶民は、1840年頃になると、江戸生まれが70%を占めるようになっていた。

● 明治から昭和へ

 ・ 明治から太平洋戦争期までの、中産階級和風住宅の主流を占めるのが中廊下住宅。接客的性格の住

   宅だが、家族の日常の場への変化はあった。家事労働に関しては、たち作業への改革を除いては、

   家事への思考は全く欠落していた。・ 大正期になると、モボ・モガや文化鍋、文化住宅などの言

   葉が示すように大衆文化の裾野が広がった。谷崎潤一郎『痴人の愛』に出てくる住宅が文化住宅で

   ある。

 ・ 戦後は、戦前の武士住居から、家族中心、家事優先のアメリカ的女性原理住宅へと変遷した。

● 60年代以降の変遷

1月例会意見と補足