"人間と性"懇談室5月例会 感想と報告

                                                    2008年5月23日

    『あなたにとって素敵な性とはなにか

 話題提供:桂木詩織

● 「あなたにとって素敵な性とはなにか」(話題提供者コメント)

 〔素敵な性〕は各々 千差万別であると思います。特に高齢者の性は、EDや相手がいない環境や、年だからと言って拒否されたりで、性が疎遠になりがちです。

 そこで性生研ならではの、千差万別の意見体験や、希望的見解などを自由にラフに語って頂き、今後の素敵な生き方の参考にしたり、話し聴く事で自分の中での《性の解放感》に向けられたら、それも《素敵な性》の一つになるのではないでしょうか? 私個人は当日持参するプリント(瀬戸内寂聴さん著書の秘花に記載された幽玄の秘技)に添った希望的見解の《素敵な性》を語ってみたいと思います。                    

 あなたにとって素敵な性とはなにか

 

 世阿弥が書いた、中世の武将と美少年との、同性間での性愛を読み解きながら、「究極の性愛とは何か」を論じました。自分の日常とはかけ離れた、自分史には書き込まれていない性愛の話で、「絵空事」の感もありましたが、こどもを産むためではない、夫婦間でもない、非日常の快もありとの論は、一応理解はできました。

 理想の性は、五官をフル稼働させるような性だと、世阿弥は考えているとの論に、参加者の一人から、室内を暗くして視覚を遮断し、音楽や香などで意識をハイにする工夫をしている。挿入射精だけでは飽きてしまう。と、自身の体験が出されました。なるほど。これぞ性が「耳の間の行為」= 大脳の関与が大きい行為。と、深く頷けました。                                (岩淵成子)