"人間と性"懇談室「くらしの中のジェンダー 」勉強会 感想と報告

                                                    2021年12月23日

    「NHKスペシャル・ジェンダーサイエンス 第1回」で学ぶ  

    

 ● DVD視聴後の話し合い

 

 

 

● DVD内容の概要

 

  ジェンダーとは、社会的に作られた男女の特徴。

 AIにもジェンダーバイアスがある。男性中心の情報から、AIはジェンダーバイアスを学んでしまった。

脳には、男女でない部分がある。生物としての男女の違い。

 ドミニカの小さな村の体験。子どものときは女の子だったが、青年に変身し、性器も女性の特徴のある性器が変化した。身体の性が変わるという事例。性別の決定は受精にあり、性ホルモンにより性別が決まる。しかし、テストステロンが弱いと男性にならない。思春期になりテストステロンのシャワーを浴びることにより男性になる。1年くらいで男性の特徴が現れた。男性ホルモンは思春期以降も作用し続ける。

 女性の血管は女性ホルモンによりしなやかさがある。免疫系は女性が強いなど、性差医学を進める必要がある。男性ホルモン、女性ホルモンという言い方はなくなるかもしれない。

 脳の性差に関する新しい考え方。おもちゃによる男女の性差は見られる。テストステロンによるとみられる。

 1400人の男女の脳を検査した結果。海馬は女性が大きい。脳の10箇所の男性グループ、女性グループの個人的解析によれば、10箇所全て男性脳の男性と、10箇所全て女性脳の女性は10パーセントくらい。90パーセントの人は、男女のモザイク脳だった。個人的には男女は決められないのが大多数。

環境、経験の結果で男女の別が決まる。

乳児と触れ合った後には、テストステロンが減少する。ふれあいによる脳の変化が見られた。生活環境、学びなどで性ホルモンが変化する。

脳は、身体ほど男女差はない。身体はそれぞれ男性、女性と分かれるが、脳は男女どちらもあるモザイク脳になっている。

男女の性の異変。男性のテストステロン減少により中性化すると、性欲が低下し、異性への関心が低くなる。運動不足、ストレスでも下がる。

中性化は、人類の進化に関わっている。祖先からの変化がある。初期の人類はテストステロンが多かったが、5万年位前、仲間と協力する集団社会を作った頃から、テストステロンの高い男性が淘汰された。協力し合う社会では、攻撃的でない男性が増加した。この頃から中性化が進んできた。女性はテストステロンが増えて中性化してきている。

古代の日本では、男女の区別はない。飛鳥、奈良時代以降男女を分けて、ジェンダー区分の始まりとなった。

今後、男女の中性化は進むと考えられる。精子は減少していくと考えられる。生物として子孫を作っていくわけだが、人は生殖の割合が減少していく。子育ての仕組みを作ることにより、出生率は増加させることができる。