徒 然 日 記
bP 岡崎智久 君子は危うきに近寄らず |
〜初めに〜 |
俺は所謂「パニック障害」っていう病と共生してまして、はたから見るとなんてことないんですが、結構色々厄介な病(厄介じゃない病はありませんけど)で、ただ、病とは関係なく人間として数多くの人に色々許されて今どうにかやってるんです。 だから、立派な人の様な口を利くのは些か気が引けるんですが、俺はこの病の人間では割かし元気にやってるんで、同病者や疑いのある人は参考にして頂けると幸いかな。(彼を知り己を知れば、百戦危うからず)です。 喉もとを過ぎたんでしょうか?火も又涼しいとは言えずも、深刻な時代を忘れている点もあって、或いはそう望んでるのかもしれないですが、だらだらあった事全部喋るのは勿論よろしくないんで、新聞小説のような積りでやって行けたら良いかなと思います。
・君子は危うきに近寄らず これはパニックに限りませんが、性欲の減退というものは、心の病の初診で回答するアンケートでは、こんにちはの類です。 性欲に駆られて猥褻な映像に時間を費やし、やがて“走り”終えると、「ああ、また下らない事に時間を使ってしまった」とか、我々は知識の範囲で後悔しますが、人類が滅亡しないように、(というには余りに破廉恥な芸術は)、男性用小トイレで用を足せる状態にある前提で、歴史に学ばず、極めて動物的に再起動します。 それが減退するというのは、下品ながら「種馬」としての機能が低下するないし、欲さないのは、例えば<バリバリの才女で、普段勝気なのに、時折見せる弱った顔にコロッと来てしまい、君のために婿入りーイクメンを志願したい>、と言う素晴らしき近代男児としては些か問題で、俺はそこまで具体的な展望はありません。 けど、言われてみれば確かにイケナイ事なんじゃないかと何となく思い、すぐさまビデオ屋の“庵”の暖簾を小粋に潜り、<さながら江戸時代の様な大らかな性の解放区>に行くと、新作ビデオのプロモーションが小型テレビで流れていて、そこで俺が性欲について何の問題も無い事を知ったものの、運悪く店の中で過呼吸になり(今はコントロール出来ますが、結構スーパーとか個人的には匂いがきつい所では出ます)、病気本来の目眩や立ちくらみ、上せと併せて、仄かに酔いが回ってしまったように、クラクラとしながら暖簾を慌てて潜る様は、まるでビギナーの様だったのでしょうか?ナイスタイミングで居合わせた店員さんに「未成年の方はご遠慮下さい」と、いわれの無い注意を受け、然しながら身分証が健康保険証しかないのに、わざわざ「俺18歳以上です」と言うのも情けなく、すごすご苦しみながら店を出ました。 「李下に冠を正さず」の方が適切だったでしょうか? 結論は「性欲が落ちても、異性を愛する事は当然性的行為が全てでは無く、配偶者や恋人との関係については、相手が心配してくれてる事に愛を感じれたらよいのではないでしょうか?」ちょっと、無理やり。
次回は「卑屈にならないことが大事」です。
|