ミチコ先生の「性」ってなに?

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〜赤ちゃんはどこから?〜

20) 精子と卵子の出会い

 
 あなたは「自分はどこから来たんだろう?」「お母さんから生まれたのに、なんでお父さんに似ているの」

なんて思ったことはありませんか。さあ、それでは“赤ちゃん誕生”のしくみをお話しましょう。

 女の人には「卵子」が、男の人には「精子」があることは知っていますね。この卵子が精子と出会って合体することを「受精」といいます。この受精卵が、お母さんのおなかの中の子宮で成長して赤ちゃんになるのです。

 

 では、精子と卵子はどうやって出会うのでしょうか?精子は空気にふれると死んでしまいます。卵管で待っている卵子へ精子を安全に確実にとどけるために、男の人はペニスを女の人のちつの中に入れて精子を発射します。これをセックスとか性交といいます。

 

 しかし、性交してもすぐに卵子と出会えるわけではありません。卵子をめざして精子の旅がはじまります。

21)精子の旅 受精卵の旅
 

 性交して射精すると、1回の射精で2億から3億の精子がちつに送られます。精子はそこから子宮をとおって卵子のまつ卵管まで泳いでいきます。1センチ進むのにやく3分。精子にとってはとても長い旅でしょうね。途中で迷子になったり、力がつきてしまったりで、卵子までたどりつけるのはやく100個。でも、中に入れるのはたったの1個。その1個が入るとすぐに、卵子はかたい膜でおおわれてしまいます。これが受精です。受精卵はその後、やく1週間かけて子宮にむかいます。

 子宮にたどりついた受精卵は、子宮の内側におちついて、生まれるまでここで過ごします。このように、新しい命を子宮の中にもつことを「妊娠」といいます。

 いかがですか?卵子と精子を受精させるのは、女の人と男の人が性交(セックス)しなければならないってことがわかりましたか。ペニスに精子をとどける大切な役目があるなんて、ちょっとびっくりしたかな。

 

22) 女か男か、どうしてきまるの?

 

 あなたは女の子?それとも男の子?自分でえらんだわけではないのに、気がついたら女だったり、男だったりして生きているのですね。それにしても、いつ、どの時点で、女に生まれるか、男に生まれるかが、きまったのでしょうか。

 女か男かをきめるのは、性染色体です。卵子がもっている性染色体は、X型の1種類。精子にはX型とY型の2種類の染色体があります。受精のとき、XとYのどちらが卵子と合体したかで女に生まれるか、男に生まれるかがきまるのです。あなたが女の子なら、X染色体をもった精子、男の子ならY染色体をもった精子だったという事になります。

 XとYの精子の比率はほぼ半はん。「うちは男きょうだいばかりだ」「うちは女きょうだいばかりよ」ということもあります。でも、クラスや学校全体でみたらどうかしら。だいたい、男女半分ずつになっていませんか。

 

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