ミチコ先生の「性」ってなに?
bP0
〜いろいろな性〜
33)性はいろいろ
 
  さて「『性』ってなに」を読んでどうでしたか? 性はいやらしいことだと思っていた人、目からウロコが落ちましたか?
 性について疑問や不思議を抱いていた人、ガッテンがいきましたか?

 えっ、聞きたいこと、知りたいことは、まだまだいっぱいあるって?
 

 よろしい。きょうからは、さらに性の不思議にわけいってみることにしましょう。
 ところであなたは、入間は一女と男の2種類」だと思っていませんか。たしかに、いままでの話のどれも、「女がいて〜」「男がいて〜」といった話ばかりでしかね。
でも実際のところ、女と男の境界線は、そんなにはっきりしたものではないのですよ。女の性器と男の性器の両方もっている人、からだは女で心は男の人、反対にからだは男で心は女の人、からだも心も女(男)だが、すきになる人は異性でなく同性という人など、実は性はいろいろなのです

 
34)性同一性障害

 

 「性同一性障害」つて聞いたことありますか?「金八先生」のテレビドラマを見ていた人は、女の子なのに男子用のつめ襟にズボンをはいて登校する3年B組の転校生のナオを思いうかべたのではないでしょうか。
 一般的には、男に生まれれば「自分は男」、女に生まれれば「自分は女」と受けとめて、それをうたがったりすることはありませんが、ナオのように、「自分
はほんとうは男なのでは・:」とかんがえ、自分が女のからだをもっていることにどうしようもない違和感(しっくりしない気持ち)を抱いてしまう人もいるのです。
 

 このように、からだの性とこころの性が一致しないことを性同一性障害といいます。最近も、女性の競艇選手が性同一性障害を公表、男性に登録変更したことが新聞に報じられていました。


 原因はまだナゾのままですが、日本でもようやく1996年から性転換手術がみとめられるようになりました。つぎの課題は戸籍の変更です
  
 

  

   

35) 同性愛
 

  大人になったとき、異性よりも同性のほうに魅力を感じて好きになるということを同性愛といいます。


 原因はよくわからないのですが、どこの国にも人口の3〜5%---つまり、100人いれば、3人から5人がそうだと推定されます。「まさか!?」の声が聞こえてきます。無理もありません。あなたの身近にいる同性愛者は、オカマ、ホモとからかわれて、いじめられることを恐れて、名乗れないでいるのですよ。

 そうそう、オカマ・ホモはブス・チビ・バカなどのように、人権を無視した差別語です。男性は「ゲイ」、女性は「レズビアン」と呼ぶようにしてね。スエーデンなどの北欧の国々やサンフランシスコなど同性同士の結婚を認める国も徐々にふえてきています。


 異性愛者が異性愛者になりたくてなったわけではないように、同性愛者もなりたくてなってわけではない、異性愛者の方が多数派、同性愛者は少数派というだけのことをわかっていただけましたか。 

 

 

《11を読む》