bS1 |
研究員 岩淵 成子 |
世間の評判より互いの幸せ |
不倫報道は視聴率稼ぎになるのか、繰り返し繰り返し報道されています。 不倫に限らず、今までの「世間の常識」からはみ出た行動は、とかく非難の的になり、「糾弾」されます。 だからといって、「世間の常識」に従い続けることが、幸せに通じるかどうかは、保障の限りではありません。 恋人関係になることも、まだまだ高いハードルだと感じます。 結婚するまでの決心がつかないから、「恋人」でいたいと考えると、すぐさま「世間の目」が迫ってきます。不倫ではなくても、「ふたりは妖しい関係」で「いい年をして、若い者のまねをして」などと「仲間はずれ」にして、ふたりの関係をつぶしにかかります。 見たくない人に性器や性交を強制的に見せる。相手にセクハラ行為をする。などということは許されない犯罪行為ですが、高齢のふたりが「恋人関係」になるのは、ある人にとっては不快かもしれませんが、禁止されるべき行為ではありません。 不快に思う人が、「常識」を味方に付けただけの、不当な行為をしているわけですから、そのために、自分の幸せを棒に振るなどは、愚の骨頂と思います。
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